研究課題
基盤研究(C)
口腔粘膜炎の発症をコントロールすることは食物摂取維持し、健康を維持するうえで非常に重要である。一方で、近年の栄養、衛生状態の改善より歯科外来症例では口腔粘膜炎は非常に少ない。強力ながん化学療法を行い定時的に口腔粘膜炎を発症する白血病、多発性骨髄腫などの血液疾患に対して化学療法をうけるガン症例における口腔粘膜炎の観察を行った。口腔粘膜炎は化学療法後2週後の白血球数が減少している時期に粘膜が損傷し、創部感染が生じて口腔粘膜炎が発症する症例が多く認められた。機械的損傷を防ぎ、免疫状態をよい状態に保つことが口腔粘膜炎予防にとって重要であることがあきらかとなった。
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