研究課題/領域番号 |
22592215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
水川 展吉 岡山大学, 岡山大学病院, 講師 (00263608)
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研究分担者 |
山合 友一朗 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (00158057)
高木 慎 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (40116471)
長塚 仁 岡山大学, 大学医歯薬学総合研究科, 教授 (70237535)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ヒトβデフェンシン / シェーグレン症候群 / リアルタイムRT-PCR / ヒトベータデフェンシン / RT-PCR / 遺伝子発現 / 迅速診断法 / シェーングレン症候群 / βデフェンシン |
研究概要 |
本研究はシェーグレン症候群の迅速確実な診断法の確立をRT-PCR法によるβデフェンシンの遺伝子発現量を基準にして行うためのものである。シックハウス症候群におけるβデフェンシンの発現の比較によりβデフェンシン4では炎症の急性期では発現が増加し、慢性期では発現が減少する特徴が明らかになった。シェーグレン症候群患者は口唇腺に慢性炎症が認められる状態であり、ヒトβデフェンシン4がわずかに認められた。シェーグレン症候群の疑いがあり、口唇生検を行ったが、シェーグレン症候群でないと診断された患者の中にβデフェンシン4が強く発現している群があった。βデフェンシン4の上記の特徴を考慮すると、これらの群はシェーグレン症候群に共通する何らかの変化が生じている可能性が考えられることが示唆された。口唇腺のヒトβデフェンシン4遺伝子発現を分析することで、シェーグレン症候群の予備軍を診断できる可能性が期待できる。
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