研究課題/領域番号 |
22592295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
飯嶋 雅弘 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20305915)
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研究分担者 |
六車 武史 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (20343436)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 矯正装置 / ワイヤー / ブラケット / DLC / 表面改質 / 摩擦 / 機械的特性 / 矯正用ワイヤー / 摩擦試験 / ナノインデンテーション |
研究概要 |
本研究では、矯正用ワイヤーと矯正用ブラケットの表面にプラズマビームイオン注入法を用いて DLC(Diamond-Like-Carbon)を成膜し、 DLC 膜がブラケット/アーチワイヤー間の摩擦特性に及ぼす影響を調べた。矯正用ワイヤー2 種類(Ni-Ti ワイヤー、ステンレス鋼ワイヤー)とステンレス鋼製ブラケットの表面に DLC をプラズマイオン注入法により成膜した。摩擦試験において、DLC を製膜したワイヤーとブラケットは、ともに非成膜試料と比較して有意に低い摩擦特性を示した。以上の結果から、矯正用装置の表面は、プラズマビームイオン注入法を用いた DLC成膜により表面改質が可能で、DLC 成膜は矯正治療中の歯の移動に有益であることが考えられた。
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