研究課題/領域番号 |
22592359
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小山田 信子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40250807)
|
研究分担者 |
高橋 みや子 宮城大学, 看護学部, 教授 (20070766)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 看護婦養成 / 明治期 / 地方 / 伝染病 / 大日本私立衛生会 / 医師 / 日本赤十字社 / 看護職教育 / 産婆 / 看護教育 / 歴史 |
研究成果の概要 |
東北地方の看護教育は各県の社会的経済的事情によるバリエーションがある事が明確になった。日清戦争後日本赤十字社の看護婦養成が各地に委嘱され,これと前後してその地の看護婦養成が開始された。現時点で入手できた史料からは,宣教看護師の教えた看護というよりは,伝染病対策の一つとして看護が必要とされ,主として医師が教育にあたったことが明らかになった。 明治30年時点で医師は医学校卒13%,試験及第22%,従来現地開業65%という構成であり,近代医療の発達途上にあった。看護婦養成を担う医師の教育も重要であり,大日本私立衛生会が医療者の衛生意識向上に貢献したことが明らかになった。
|