研究課題/領域番号 |
22592405
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
横手 芳惠 (横手 芳恵) 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (80200905)
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研究分担者 |
鈴木 千絵子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (30563796)
林 千加子 川崎医療短期大学, 看護学部, 講師 (50342291)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 医療事故 / 安全学習尺度 / リスク回避分析 / 当事者サポート / 事故当事者 / 看護師 / プログラム開発 |
研究概要 |
看護職の医療事故の経験による安全学習とサポートの関連についての検討 : 本研究は、 過去に医療事故当事者の経験を持つ看護職を対象として、医療事故の経験による安全学習を促進するサポートの関連について検討することを目的とする。6,460 人の看護職を対象として郵送調査を実施した。医療事故の経験による安全学習の測定には、林らの「医療事故当事者(看護職)の安全学習尺度(Medical Safety Learning Scale: MSLS) 」を使用した。サポート内容 11 項目でそれぞれ受けたかどうか(有無)から MSLS 得点差をt検定で検証し、さらに MSLS の 6 下位尺度についてサポートの効果量を検証した。有効回答数は 2,523 人であった。サポート有無による MSLS 得点のt検定では、 「勤務変更、もしくは休暇をくれた」 を除くサポート項目で有意差を認めた。効果量の測定では、「必要な知識・技術を教えてくれた」のサポートで〔事故防止スキルの学習〕(σ=0.63) の安全学習に対して最も効果量が大きかった。 安全学習にはサポートが関連し、看護職への適切なサポート内容が効果的な安全学習に繋がることが示唆された。
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