研究課題/領域番号 |
22592434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 新見公立大学 |
研究代表者 |
土井 英子 新見公立大学, 看護学部看護学科, 准教授 (00290510)
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研究分担者 |
金山 時枝 (金山 時恵) 新見公立大学, 教授 (30224588)
小野 晴子 新見公立大学, 教授 (70331832)
粟屋 剛 岡山大学, 教授 (20151194)
中西 代志子 兵庫県立大学, 講師 (50217783)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 看護倫理学 / 在宅看護 / 在宅高齢患者の判断能力 / PEGによる経管栄養 / 訪問看護師 / 倫理的ジレンマ / 在宅高齢患者 / 経管栄養 / アドボカシー / 自己決定 / 終末期高齢患者 / ディレンマ |
研究概要 |
高齢患者への PEG は日本では 2000 年あたりから急速に普及してきた。それに対して現在、過剰に造設されているという批判も出てきている。そのような批判を踏まえて、今回、食事摂取が困難になった在宅の高齢患者への PEG による経腸栄養の開始・不開始の決定がなされる際に、訪問看護師が患者本人の判断能力の有無と関連させたケースでどのような場合にどの程度の倫理的ジレンマを感じたかについて調査した。その結果、次のことが明らかになった。第一に、看護師は、患者の自己決定が侵害されていると推測されるケースでより強く倫理的ジレンマを感じていた。第二に、看護師は、患者の判断能力が明らかにあると考えられる場合以外では、患者と家族の希望に沿った決定であっても、PEG を開始しなかったケースよりも開始したケースのほうがより強く倫理的ジレンマを感じていた。第3 に、看護師自身の PEG に関する見方や患者・家族と看護師との話し合いの有無が、訪問看護師の倫理的ジレンマと相関関係がみられた。医師との話し合いの有無については、きわめて限定されたケースのみで、訪問看護師の経験する倫理的ジレンマと相関関係が見られた。
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