研究課題/領域番号 |
22592455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
辻 あさみ 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 講師 (60310794)
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研究分担者 |
鈴木 幸子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (60285319)
森岡 郁晴 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (70264877)
堀田 司 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50244744)
瀧藤 克也 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (00254540)
上田 伊津代 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 助教 (90530709)
山口 昌子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 助教 (00554536)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 大腸がん / 低位前方切除術 / 排便機能障害 / がん看護 / がん患者 / セルフヘルプグループ / 患者教育 / 退院指導 / がんサバイバーシップ / サポーティブケア / QOL |
研究概要 |
目的:直腸がんで低位前方切除術(以下 LAR とする)を受けた患者が、術後早期に自立した日常生活を送ることができ、さらにがんサバイバーシップを高めるためのセルフヘルプグループによる支援プログラムを開発する。方法:セルフヘルプグループによる支援プログラムの具体的な内容を明確にするため、これまでの研究結果を基盤に LAR 後患者が自立した日常生活を送るための具体的な支援内容を検討した。さらに、患者同士の交流による効果を検証するため患者交流会を行い、 交流会に参加した LAR 後患者を対象にインタビュー調査を実施した。結果:LAR 後、排便機能障害を克服まで約 2 年の経過が必要であったことや、排便機障害の程度には個人差が大きいこと、また、術後に就労を断念した患者に対し支援が必要であること、患者交流会は患者の精神的支援として効果があることが明らかとなった。考察:LAR 後患者に必要な支援は、継続した長期的な支援が必要であること、個別な対応が必要であること、未就労による苦痛や再就労に向けての支援であった。また、患者同士の交流の場は、さらにその効果を高めることから、セルフヘルプグループのプログラムには、前述の内容を中心としたものが必要であることが示唆された。
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