研究課題/領域番号 |
22592476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 九州看護福祉大学 |
研究代表者 |
樋口 マキヱ (樋口 マキエ) 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (80040187)
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連携研究者 |
山本 恵子 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (60274982)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | A重篤・救急看護学 / せん妄 / 集中治療室(ICU) / 認知症高齢者 / 外部環境 / ストレス / 青色照明 / 自律神経系活性 / 日内変動 / 青色証明 / 日内リズム / 心拍変動パワースペクトル解析 / 集中治療室(ICU)入室患者 / 腹部大動脈瘤開腹術患者 / ICU騒音 / 耳栓 |
研究概要 |
集中治療室(IntensiveCareUnit:ICU)入室患者や高齢入院患者に多発する"せん妄"は、患者の予後の悪化に関係している。(1)ICUの外部環境とせん妄発症との関係を検証し、(1)消灯後低下し明確な日内変動があった一般病棟に比し、ICUの騒音と照度レベルには昼夜の差がなく、特に夜間に顕著な高値を示すことを明らかにした。次に(2)ICU患者の興奮やせん妄発症度は、ICU夜間の耳栓使用により有意に減少することを明らかにした。更に(3)心拍数と自律神経系活性における覚醒時・睡眠時の正常な日内変動が、ICU環境下、消失するか逆転する例で興奮やせん妄発症の傾向にあること、そして、このせん妄群の自律神経系活性の変調は、ICU退室5日目も回復しない傾向にあることを明らかにした。これらの結果は、ICUの異常な持続的騒音がせん妄発症に関与しており、せん妄発症の防止対策としてICU夜間の耳栓使用が有効であることを示唆している。(2)認知症高齢者の夜間興奮状態に対する青色照明の効果を、上記の生体機能活性と日内リズム、および観察による興奮・鎮静状態の評価とせん妄の有無等により検証した。
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