研究課題
基盤研究(C)
本研究では、炎症性痛覚過敏と損傷性痛覚過敏のモデル動物を作成し、それらの脊髄後角神経興奮の増強へのグリア細胞の関与を、膜電位イメージングとカルシウムイメージングによって調べた。実験の結果、脊髄後角での神経興奮は、コントロールに比べて炎症、損傷のどちらのラットでも増大していたが、その増強には、神経損傷ラットでは、ミクログリアが深く関与しており、炎症ラットではアストロサイトが深く関与していることがわかった。
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