研究概要 |
本研究では,大きさ数100nmから数10μmの磁性ビーズを細胞に接着させ,交番磁界を与えることにより,細胞膜の直接振動刺激を行い,細胞機能の発現への影響を研究できるシステムを開発した.(1)磁性ビーズの上下動を検出する共焦点光学系と左右の振動を検出する反射光角度検出系の両方に対応できる計測システム,(2)パーソナルコンピュータと専用DSPボード,オペレーショナルアンプ回路,電磁石コイルから成る交番磁界発生システムを構築した.励磁周波数80Hzで最大振動振幅451nmで磁性ビーズを加振することに成功した.
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