研究課題/領域番号 |
22651021
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松田 知成 京都大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50273488)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,550千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 突然変異 / SMRT DNAシーケンサー / 変異原性試験 / 次世代DNAシーケンサー / 遺伝毒性 / 変異原性 / SMRT |
研究概要 |
次々世代DNAシーケンサーと呼ばれる、パシフィックバイオサイエンス社のSMRTDNAシーケンサーは、一分子リアルタイムのシーケンスが可能である。これを用いることにより任意の組織の任意の遺伝子における突然変異を検出することが可能になるかもしれない。そこで、この「SMRT法」の開発をめざし、SMRT DNAシーケンサーに関する情報収集するとともに、テンプレート作成法の開発を進めた。一方、これとは別に、イルミナ社の次世代シーケンサーを用いて、化学物質が誘発する突然変異をゲノムワイドに検出する手法を考案した。パイロット試験として、変異原処理したサルモネラ菌5クローンと、未処理の5クローンをランダムに選択し、全ゲノムシーケンスを行った結果、変異原処理したクローンで複数の突然変異を検出できた。これにより、表現型によらない、機器分析による突然変異の検出に道を開いた。
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