配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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研究概要 |
強力なソルバーの普及により,様々な大規模最適化問題が短時間で解けるようになった.しかし,非線形最適化問題に関しては,特に凸性が仮定されない場合,この恩恵に浴しているとはいいがたい.この研究では,ほとんどすべての非線形最適化問題が凸集合上で凹関数を最小化する問題のクラスに帰着されることに着目し,このクラスの問題を解くためのいくつかの確定的アルゴリズムを開発した.それらのいずれもが最適解に収束することを理論的に証明し,さらにコンピュータ上でも現実的な時間で終了することを確認した.
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