研究課題/領域番号 |
22652012
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
蜷川 順子 関西大学, 文学部, 教授 (00268468)
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研究分担者 |
並木 誠士 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (50211446)
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研究協力者 |
ノーマ レスピシオ フィリピン大学, 芸術文学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,550千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 子供神 / セブのサント・ニーニョ / マゼラン / 単独の幼児イエス像 / 東西交流 / 幼児イエス像 / ヨーロッパの南北交流 / メッヘレン / 輸出用彫像 / サント・ニーニョ / 改宗 / フランドルの彫像 / 大航海時代 |
研究概要 |
フィリピン国セブ市にあるサント・ニーニョ像は、ヨーロッパ南北および洋の東西の文化交流の結節点に位置づけられる。本研究はその実体を解明し、キリスト教における聖母に伴われない単独幼児像登場の、近代における意味の探究を目的とした。西欧内の交流は宮廷間の強い結びつきを背景としていた。また、同彫像が改宗に際して果たした役割は、フィリピンを含むアジア全域に分布する神話世界と関係する可能性があることがわかった。
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