研究課題/領域番号 |
22652018
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉川 茂 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (80301828)
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研究分担者 |
石井 望 長崎純心大学, 人文学部, 准教授 (50341558)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,950千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 尺八 / 音響学 / 正倉院 / 中国 / クロスフィンガリング / 音律異常 / 唐楽 / 音律 |
研究概要 |
正倉院尺八から現代尺八までの構造・設計上の変化を音響理論、音響実験、さらにはCT画像の解析を通して考察し、尺八変貌の過程を明確にした。特に、正倉院尺八における運指7(第3, 6孔を開けるクロス・フィンガリング)の問題点を指摘し、江戸・明治期の名管尺八では節の残し具合で調律していることが了解された。また、中国唐代の音楽に関する考察から、正倉院尺八の指孔は燕楽二十八調の音階を吹奏できるように配列されているとの知見を得た。
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