研究課題/領域番号 |
22653012
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉田 邦彦 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (00143347)
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研究分担者 |
早坂 啓造 岩手大学, 名誉教授 (60003985)
岡田 秀二 岩手大学, 農学部, 教授 (70133907)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 入会権 / コモンズ / 所有 / 先住民族補償 / 森林管理 / 遺伝資源 / 中山間地の居住福祉 / コモンズ論 / 居住福祉 / 資源管理 / 災害復興 / 民族植物学 / 森林保護 / 環境保護 |
研究概要 |
入会問題(理論、実態)について、小繋、戸呂、山中湖の事例、沖縄の事例から、多面的に問題状況を考察し、同時に、森林管理のために、林業の課題、中山間地の再生の道を探った。他方で個人主義的所有論の抜本的再検討のためにも、オストロム・コモンズ理論の分析を用いて、森林保護以外にも、海洋資源の保護、灌漑制度、水資源の共同利用等も検討した。それに関連して、先住民族の土地(生活空間)利用哲学の理解を深め(とくにアイヌ民族の場合)、その侵害補償の在り方を考えた。土地問題のみならず、薬草などの伝統的知識・遺伝資源の保護も扱った。
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