環境配慮行動を促進する心理的要因とその心的機能の検証

• 研究課題/領域番号: 22653073
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会心理学
• 研究機関: 福岡教育大学
• 研究代表者: 黒川 雅幸 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (10510050)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 2,100千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 300千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
• キーワード: 環境問題 / 環境配慮行動 / もったいない

研究概要

もったいないと感じることには、価値の損失、価値あるものの未発揮、再利用・再生利用可能性の消失、投資分の未回収、無駄な出費、の 5 つの生起先行条件があることが明らかになった。また、もったいないと感じることによって、もったいないと感じないようにその後の行動の改善が動機づけられることが示唆された。最後に、価値の損失や再利用・再生利用可能性の消失によってもったいないと感じやすいことは環境配慮行動を説明した。

研究成果

• [雑誌論文] もったいない情動の構成概念妥当性の検証 (2013)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要第四分冊 巻: 62巻 ページ: 33-40
• [雑誌論文] もったいない情動が環境配慮行動に及ぼす影響-生起先行条件の違いに着目して- (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要第四分冊 巻: 61巻 ページ: 27-35
  • NAID: 120006379869
• [雑誌論文] もったいない情動が環境配慮行動に及ぼす影響?-生起先行条件の違いに着目して- (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要第四分冊 巻: 61 ページ: 27-35
  • NAID: 120006379869
• [学会発表] もったいない情動の構成概念妥当性の検証 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2012-11-17
• [学会発表] もったいない情動の心的機能に関する実験的研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本グループ・ダイナミックス学会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2012-09-22
• [学会発表] もったいない情動の心的機能に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2011-09-18
• [学会発表] もったいない情動の心的機能に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会第52回大会発表
  • 発表場所: 名古屋大学(愛知)
  • 年月日: 2011-09-18
• [学会発表] もったいない情動に関する日本人の独自性について-韓国人および中国人留学生による質問紙調査と面接調査から- (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本グループ・ダイナミックス学会
  • 発表場所: 昭和女子大学
  • 年月日: 2011-08-24
• [学会発表] もったいない情動に関する日本人の独自性について-韓国人および中国人留学生による質問紙調査と面接調査から- (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本グループダイナミックス学会第58回大会
  • 発表場所: 昭和女子大学(東京)
  • 年月日: 2011-08-24
• [学会発表] Development of an instrument to measure mottainai emotions in children (2011)
  • 著者名/発表者名: Kurokawa, M.
  • 学会等名: Asian Association of Social Psychology
  • 発表場所: Yunan Convention Resort(Kunming, China)
  • 年月日: 2011-07-29
• [学会発表] Development of an instrument to measure mottainai emotions in children (2011)
  • 著者名/発表者名: Masayuki Kurokawa
  • 学会等名: The ninth conference of Asian Association of Social Psychology
  • 発表場所: Yunan Convention Resort (Kunming, China)
  • 年月日: 2011-07-29
• [学会発表] もったいない情動が環境配慮行動に及ぼす影響-小・中学生を対象にした検討- (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本教育心理学会
  • 発表場所: かでる 2・7
  • 年月日: 2011-07-24
• [学会発表] もったいなり情動が環境配慮行動に及ぼす影響-小・中学生を対象にした検討- (2011)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本教育心理学会第53回総会
  • 発表場所: かでる2・7(北海道)
  • 年月日: 2011-07-24
• [学会発表] もったいない感情が環境配慮行動に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2010-09-18
• [学会発表] もったいない感情が環境配慮行動に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会
  • 発表場所: 広島大学(広島)
  • 年月日: 2010-09-18
• [学会発表] もったいない感情と罪悪感が残食に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本教育心理学会
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2010-08-28
• [学会発表] もったいない感清と罪悪感が残食に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本教育心理学会
  • 発表場所: 早稲田大学(東京)
  • 年月日: 2010-08-28
• [学会発表] もったいない情動の心的機能に関する実験的研究
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本グループダイナミックス学会第59回大会
  • 発表場所: 京都大学
• [学会発表] もったいない情動の構成概念妥当性の検証
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 学会等名: 日本社会心理学会第53回大会
  • 発表場所: つくば国際会議場
• [図書] 学校で役立つ社会心理学 (2013)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸 ,他
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [図書] 学校で役立つ社会心理学 (2013)
  • 著者名/発表者名: 黒川雅幸
  • 総ページ数: 7
  • 出版者: ナカニシヤ出版