研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、近年増加傾向にあるにもかかわらず、これまで実証的研究がほとんどなされておらず、そのため発達相談や教育現場で対応の指針となる学術的提言が早急に求められているバイリンガル広汎性発達障害(PervasiveDevelopmentalDisorder:PDD)児の言語コミュニケーション障害に関する基礎研究にいち早く取り組むことであった。日英バイリンガル・日本語モノリンガルPDD児、日本語モノリンガル健常児を対象にした言語発達調査を行い、以下のような結果を得た。(1)語彙理解力:ASDの有無や社会の主流言語の影響がある。(2)文法理解力:英語と日本語では異なる可能性がある。また、ASDの有無や主流言語の負の影響は小さいと考えられる。
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国際教育評論
巻: Vol.10 ページ: 19-34
110009785448
日本語研究
巻: Vol.30 ページ: 25-39
Development and Psychopathology
巻: Vol.22 ページ: 353-360
巻: 22 ページ: 353-360