研究課題/領域番号 |
22654032
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 教授 (20163321)
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研究分担者 |
安達 利一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 准教授 (80141977)
江 偉華 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (90234682)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 誘導加速 / セクターサイクロトロン / クラスターイオン / サイクロトロン / セクター磁石 / パルスパワー |
研究概要 |
2006年に完全実証に成功していた誘導加速シンクトロンでの加速方式、1対1のトランスである誘導加速セルに発生するパルス電圧でクラスターイオンの閉じ込めと加速が可能なセクターサイクロトロンのオリジナルなアイデアに基づき、具体的な加速器の設計を行い、コンセプトを具体化した。国内のサイクロトロン施設のエクスパートとの議論を通じ、物理的課題、特に軌道安定性について理解を深め、セクターサイクロトロンの磁極勾配に関する安定軌道パラメーター領域を得た。又、キーデバイスである誘導加速システムの中の磁性体を内包する加速セルのプロトタイプの熱解析とこれを駆動するスイッチング電源の回路解析を行い、叩き台を提示した。予算化されればいつでもプロトタイプの製作が可能になった。平行して推進されている次世代スイッチング電源と要求される誘導加速サイクロトロン用のスイッチング電源の仕様の類似性から、SiC-JFETを用いたスイッチング素子パッケージが使用可能である事が判明したので、この素子をベースにしたシステム設計を行った。
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