研究課題/領域番号 |
22654054
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
綿田 辰吾 東京大学, 地震研究所, 助教 (30301112)
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連携研究者 |
佐竹 健治 東京大学, 地震研究所, 教授 (20178685)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,930千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 地震現象 / 津波 / 2011 年チリ地震 / 2012 年東北沖地震 / 伝播遅延 / 重力変化 / 東北沖地震 / スマトラ地震 / チリ地震 / 巨大地震 / ジオイド高変化 / 津波伝播時間の遅れ / 地殻変動 |
研究概要 |
2010年チリ地震の断層面滑りによる地球内部の質量再分配によるジオイド高変化は震源付近でcmオーダーでありジオイド高変化は巨大津波の発生要因ではなかった。2010年チリ地震や2011年東北沖地震の津波の太平洋横断する時間が20分程度遅延する現象は、海水圧縮性・固体地球の弾性・津波の伝播中の質量移動による重力ポテンシャル変化を考慮にいれた長周期津波の逆分散性で説明できた。また長周期での津波位相速度低下を考慮した遠地津波波形は観測波形と良い一致を示し、到達時刻差の問題は解消された。
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