研究課題/領域番号 |
22655013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岩澤 伸治 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40168563)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 合成有機化学 / 炭素-水素結合活性化 / 有機化学 / 合成化学 / ボリル化 / 炭素-水素結合活性化 / ボロン酸エステル / ホウ素化反応 / イリジウム錯体 / メタ位選択的ホウ素化 / 機能性錯体 / 遠隔位炭素-水素結合活性化 |
研究概要 |
官能基から複数の結合を隔てた任意の位置(遠隔位)に存在する炭素-水素結合を遷移金属錯体の作用により選択的に活性化し、炭素-炭素結合生成反応に利用することを目的に研究を行った。その際、1)基質分子の炭素-水素結合の位置を判別するための基質認識部位、ならびに、2)炭素-水素結合の切断を可能にする高活性な金属触媒、の二つの要素を併せ持つ新規な機能性遷移金属錯体の創製を鍵とするアプローチにより、目的の実現を目指した。その結果、基質捕捉部位と基質活性化部位を剛直なナフタレン環で連結した機能性配位子を用いて、イリジウム錯体を用いる芳香族炭素-水素結合のボリル化反応により、置換ベンゼンのメタ位選択的な官能基化を行うことに成功した。
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