研究課題/領域番号 |
22655029
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
永島 英夫 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (50159076)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,460千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 元素戦略 / 鉄 / 分子触媒 / 酸化還元 / 共役付加 / エノレート / 鉄錯体 / 鉄触媒 / カップリング / 1,2-付加 / エノレート生成 |
研究概要 |
配位子の立体的、電子的性質を制御因子とする、配位不飽和鉄種の設計をおこない、アルケンを中心とした反応基質との素反応過程の解明と触媒反応への展開をおこなった。トリアザシクロノナン配位子を持つFe(II) 16電子種は、原子移動型ラジカル重合のよい触媒となるが、その前駆体の設計により高い活性と制御性を実現した。エチレンジアミン配位子と2つのメシチレン基を持つFe(II) 14電子種は、電子受容性アルケンと反応してカップリングと共役付加を起こす。ジシラメタラサイクル構造を持つFe(II) 16電子種は、アルケンとの反応により環状ケイ素化合物を生成する。
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