研究課題/領域番号 |
22655032
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森田 智行 京都大学, 工学研究科, 講師 (20335194)
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研究分担者 |
木村 俊作 京都大学, 工学研究科, 教授 (80150324)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,150千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | ヘリックスペプチド / 自己組織化膜 / 分子メモリ / ポルフィリン / ソーレー帯 |
研究概要 |
金基板上にヘリックスペプチドを固定化し、外部刺激より、ヘリックスペプチドの長軸が、基板表面に対する傾き角を変化させる分子システムを構築し、分子メモリとしての展開を図る。外部刺激として、磁場や電場を取り上げている。磁場に対しては、磁性ナノ粒子をヘリックスペプチドの末端に結合させる。一方、電場応答型の分子システムでは、ヘリックスペプチドそのものがダイポールモーメントを有するため、外部電場にそのままで応答できると考えられる。そこで、まず、電場応答型分子システムの構築を行った。外部電場に応答して、ヘリックス軸の傾き角が変化する場合、その変化を簡便に検出できる必要がある。このために、ペプチドの末端にポルフィリンを結合した。具体的には、16量体ヘリックスペプチドのN末端にポルフィリンを結合したPor16SSおよびC末端に結合したSS16Porを合成した。ヘリックスペプチドの反対末端には、金基板への固定化のため、リポ酸が結合している。合成において、ポルフィリンの酸素存在下での光酸化反応により、リポ酸が酸化されてしまうことから、様々な反応の工夫を行った。これらのペプチドを金基板に固定化し、FTIR-RAS測定により、ヘリックスペプチドの基板法線方向からの傾き角を求めた。さらに、基板のUVスペクトルを測定したところ、基板表面で隣接するポルフィリン環はJ会合体を形成していることがわかり、ヘリックスペプチドの傾き角と対応していることが示された,
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