研究課題/領域番号 |
22655057
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
杉本 直己 甲南大学, フロンティアサイエンス学部, 教授 (60206430)
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研究分担者 |
遠藤 玉樹 甲南大学, 先端生命工学研究所, 講師 (90550236)
長門石 曉 (長門石 暁) 甲南大学, 先端生命工学研究所, 助教 (30550248)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,460千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | Protein Folding Codon / 翻訳速度 / mRNA高次構造 / 熱力学的安定性 / タンパク質構造 / 分子クラウディング |
研究概要 |
本研究では、翻訳の伸長反応に焦点をあて、反応の進行を継時的に解析できる手法を確立した。その手法を適用した結果、mRNA中に存在するレアコドン(存在比率が低いコドン)や安定なRNA構造が、翻訳伸長反応を停滞させることを見出した。また、核酸結合タンパク質による核酸の熱安定性への寄与を定量的に解析した。これらの結果は、mRNAの構造安定性や、タンパク質の結合に伴うRNA構造の安定性変化が、翻訳伸長反応への影響を介してタンパク質の構造にまで影響を及ぼす可能性を示している。さらに、転写により産生されるmRNAの熱安定性と転写反応産物量との相関についても明らかにした。
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