研究課題/領域番号 |
22656006
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹中 康司 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (60283454)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,620千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 無応答材料 / 抵抗標準 / 抵抗温度係数 / 逆ペロフスカイト / ゼロ膨張 / 熱膨張制御 / 負熱膨張 / 薄膜 |
研究概要 |
逆ペロフスカイト型マンガン窒化物Mn3 AN(A :遷移金属など)を用いて、電気抵抗率の温度変化が極めて小さい「無応答材料」を創製した。Mn3Ag1-xCuxNにおいて、常磁性相で緩やかな電気抵抗率の極大を有することを利用し、x=0. 28では、二次の抵抗温度係数β=-0. 57 ppm/K2、23℃(295 K)における一次の抵抗温度係数α23=-7. 61 ppm/K、x=0. 30ではβ=-0. 78 ppm/K2、α23=1. 31 ppm/Kとなった。これは現在抵抗標準として用いられているマンガニンに匹敵する。
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