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貝殻に記録された情報による水域生起事象の推定方法および環境再生への利用方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22656117
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 土木環境システム
研究機関北九州市立大学

研究代表者

楠田 哲也  北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50037967)

研究分担者 門上 希和夫  北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (60433398)
研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
3,590千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード環境質定量化・予測 / 環境変動 / 水圏現象 / 土木環境システム / 貝殻
研究概要

貝の成長線を用いて過去の水域の貧酸素発生状況等の水圏事象を推定できるようにすることを目的とした。貝殻の^<14> C比率による貝が生存していた年代推定は、^<14> C比率のばらつきが大きく精度が十分でなかった。この結果を受けて、死亡日の確定している貝を用い、生存期間を対象に成長線間隔を利用して、水圏事象を推定することを試みた。まず、貝殻は成長過程に外殻が溶解することがあり、成長線は腹縁側でしか読み取れないことが明らかになった。さらに、アサリの成長線は既往研究の日輪ではなく、少なくとも2本、それより多いこともあることが判明した。しかしながら、成長線分布は水象とかなり関係があることが示されたので、その利用法の確立は可能性が高い。成長線の発生機構の解明、死亡年代の確定手法の確立が今後の課題である。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 成長線による過去の環境推定2012

    • 著者名/発表者名
      阿野睦・壽福聡・楠田哲也
    • 学会等名
      日本水環境学会
    • 発表場所
      東洋大学
    • 年月日
      2012-03-14
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 貝殻の成長線を用いた過去の環境推定の可能性2012

    • 著者名/発表者名
      阿野睦・壽福聡・楠田哲也
    • 学会等名
      日本水環境学会九州支部
    • 発表場所
      北九州市立大学
    • 年月日
      2012-03-10
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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