研究課題/領域番号 |
22656143
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 吉伸 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30198254)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,150千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 遷移金属 / 過酸化物 / 表面状態 / 光励起 / 揮発性有機物 / センサー / Birch還元 / 酸素プラズマ / 酸化物 / 過酸化物イオン / クラスター / 励起状態 / ヘテロ界面 / トンネル電流 / アルコール分子 / 表面準位 / バーチ還元 / 溶媒和電子 / 金属過酸化物 / 界面準位 / 分子磁性 / 化学センサー / VOC / 超酸化物 / 液層輸送法 |
研究概要 |
自然界には存在しえない分子様結晶である遷移金属過酸化物/超酸化物を溶媒和電子による強還元法あるいは酸素プラズマとの反応にて合成することを目指し、その合成法の確立から薄膜合成プロセスにまでを目指した。スピン軌道相互作用による特異な物性が期待される4d、5d遷移金属イオンとの組み合わせにより過酸化物合成を試み試みたが、バルクの過酸化物は生成せず特徴的な物性も観測されなかった。しかしながら紫外光誘起により酸化物表面に過酸化物様酸素状態の存在が示唆されるデータが得られ、その触媒作用をを効率的に電気信号に変換する薄膜デバイスを構築することで、雰囲気中の芳香族揮発性有機物検出するセンサーを実現した。
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