研究課題/領域番号 |
22656205
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
所 千晴 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (90386615)
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研究分担者 |
沼子 千弥 千葉大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (80284280)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,560千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 地層汚染修復 / 廃水処理 / 環境保全技術 / 環境修復技術 / リサイクル技術 / 廃棄物発生抑制 / 再資源化 / 有価物回収 |
研究概要 |
真昆布を用いて、As(V)を含有する廃水処理特性と、その取り込み機構を検討した。実験は全て模擬海水組成を用いて行った。真昆布は、初期As(V)濃度が高い場合にはAs(V)を吸収するが、低い場合には逆に体内のAs(V)を放出する特性があることがわかった。また、As(V)を取り込んだ藻類をXAFS測定に供したところ、何らかの有機ヒ素の形態でAs(V)を取り込んでいることが確認された。他の金属元素の処理またはリサイクルを目的として、Al、Co、Niの単独または混合溶液に対する吸着特性を調べたところ、Alのみを選択的に吸着除去する特性を有し、CoやNiのリサイクルに有効であることが確認された。
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