研究課題/領域番号 |
22657036
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
松永 隼人 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20437833)
|
連携研究者 |
植田 弘師 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (00145674)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,330千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
キーワード | 細胞情報伝達機構 / ストレス / 生理活性 / 脳・神経 / プロテオーム |
研究概要 |
核タンパク質プロサイモシン-α(ProTα)は、ネクローシスとアポトーシスを阻害する多機能性を有する内因性分子である。我々は、ProTαが虚血性ストレスに応じて非小胞性に神経細胞とアストロサイトから遊離し、ネクローシスを抑制する保護分子であることを明らかとしてきた。最近、遊離したProTαが再度核内に移行する事象を見出した。本研究では、細胞外遊離から核内再移行過程におけるProTα結合タンパク質群を網羅的に同定し、タンパク質間相互作用解析を行った。最終的に、細胞外遊離に関与するタンパク質群と核内における結合タンパク質群、新規の細胞膜受容体を新規に同定することに成功した。加えて、細胞外遊離過程を含めたProTαの自己保護機構のシミュレーションを行い、実験研究と同様の結果を得ることができた。
|