研究課題/領域番号 |
22657063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
樋ロ 重和 (樋口 重和) 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00292376)
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研究分担者 |
肥田 昌子 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター・精神保健研究所, 室長 (20333354)
辻村 誠一 鹿児島大学, 理工学研究科, 准教授 (10381154)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,520千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 生理的多型 / 環境適応 / メラノプシン / 一塩基多型 / 光 / 照度 / メラトニン / 瞳孔 / 遺伝子 |
研究概要 |
網膜にあるメラノプシンを含む神経節細胞(mRGC)は、錐体や桿体以外に発見された新たな視細胞として、光の非視覚的作用(概日リズムの光同調、瞳孔の対光反応など)に関連している。現在、ヒトのメラノプシンにはいくつかの一塩基多型が存在するが、光の非視覚的作用との関係はよくわかっていない。本研究で、アミノ酸置換を引き起こす領域rs1079610(T3941)の一塩基多型が瞳孔の対光反応と関連していた。llx以下の低照度条件ではC+群(CICとCIT)の瞳孔径はTIT群に比べて有意に大きく、30001xと60001xの高照度条件ではC+群の瞳孔径はTIT群に比べて有意に小さいことがあきらかとなった。
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