研究課題/領域番号 |
22658020
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 独立行政法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
神村 学 独立行政法人農業生物資源研究所, 昆虫成長制御研究ユニット, 主任研究員 (60370649)
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研究分担者 |
平山 力 独立行政法人農業生物資源研究所, 昆虫機能研究開発ユニット, 主任研究員 (90370676)
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連携研究者 |
石橋 純 (独)農業生物資源研究所, 昆虫機能研究開発ユニット, 主任研究員 (20391576)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,730千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 昆虫生理 / 絹糸腺 / 繭 / 解毒 / 排泄 / 免疫 |
研究概要 |
色素の取り込み実験から、カイコの絹糸腺は口から取り込んだ異物を繭中に排泄する能力を持つことが確認できた。マイクロアレイ解析とRT-PCR解析の結果、カイコでは、様々なトランスポーター類の遺伝子が終齢幼虫期の前半まではマルピーギ管で強く発現するが、後半になると前部絹糸腺で強く発現するようになることがわかった。一方、7種類のガの繭の抗微生物活性を調べたが確認できなかった。以上の結果より、絹糸腺が"蛹化期特異的な排泄器官"として機能する可能性が示唆されたが、生体防御における機能は確認できなかった。
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