研究課題
挑戦的萌芽研究
新潟県中越沖地震で被災した集落排水管路の調査に基づき,石灰系固化材を用いた安定処理工法の耐液状化性能を明らかにした。次いで,養生期間56日にわたり土の一軸圧縮強さを測定し,耐液状化性能を調べた。乾燥質量比5%の添加で,所定の一軸圧縮強さを確保できた。養生期間とともに強度が漸増すること,添加後の仮置きにより強度発現が緩慢になること,また水中浸漬により強度が大幅に低下することを明らかにした。