研究課題/領域番号 |
22658089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀 正敏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (70211547)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,580千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 薬理 / Zn^2 / 肥満細胞 / マクロファージ / 術後腸麻痺 / アレルギー / 炎症 / 平滑筋細胞 / Zn^<2+> |
研究概要 |
本研究では、新規開発中の遊離亜鉛イオンキレーターIPZ-010を用いて、肥満細胞を標的とした家畜やヒトのアレルギー疾患の新たな治療戦略の基盤を構築した。具体的には、きわめて短時間にしかも再現性良く作製可能な、肥満細胞が病態発生に関与する術後腸麻痺モデルをアレルギーモデルの代替モデルとして用いて解析し、結果、IPZ-010は経口投与と皮下投与の両者において、肥満細胞に作用して術後腸麻痺による消化管炎症を抑制すること、すなわちアレルギー疾患の新たな治療薬のシードとなることを明らかにした。
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