研究課題/領域番号 |
22659069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所 (2011) 財団法人大阪バイオサイエンス研究所 (2010) |
研究代表者 |
疋田 貴俊 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所, システムズ生物学部門, 研究員 (70421378)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,090千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 分子病態学 / 大脳基底核 / 薬物依存性 / 黒質網様部 / Eph受容体 / コカイン / 薬物依存症 |
研究概要 |
薬物依存症における大脳基底核神経回路の制御異常を解析するために、大脳基底核の直接路と間接路に特異的な可逆的神経伝達阻止法を開発した。本手法を用いて、依存性薬物による急性反応には直接路と間接路が共に必須であることを示した。さらに、依存性薬物の反復投与による薬物依存形成および報酬学習においては直接路が、忌避学習には間接路が重要であることを示した。さらに、直接路と間接路が統合される黒質網様部の依存性薬物投与時の分子病態を調べ、直接路依存的な分子変化を見いだした。
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