研究課題/領域番号 |
22659185
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三森 経世 京都大学, 医学研究科, 教授 (10157589)
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研究協力者 |
中嶋 蘭 京都大学医学部附属病院, 免疫・膠原病内科, 医員
細野 祐司 京都大学, 大学院・医学研究科内科学講座臨床免疫学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,230千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | IFIH1 / MDA5 / CADM-140 / 自己抗体 / 皮膚筋炎 / 間質性肺炎 / サイトカイン / HLA / ADM |
研究概要 |
生命予後不良な急性間質性肺炎を合併する無筋症性皮膚筋炎患者に特異的に検出される抗CADM-140抗体の対応抗原を分析し、ウイルスRNAの細胞質内受容体であるIFIH1/MDA5であることを突き止めた。同抗体陽性患者は血清中フェリチンが高値を示し、IL-6、IL-10、IL-18、M-CSFが高値であり、マクロファージ活性化状態にあることが示唆された。同抗体陽性患者に病初期から強力な免疫抑制薬併用療法(ステロイド大量+シクロスポリン+シクロホスファミドパルス療法)を導入することによって従来よりも生命予後が改善する可能性が得られた。
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