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これまでにないRNAi技術と薬物送達手法による慢性動脈閉塞症の新たな治療法の創成

研究課題

研究課題/領域番号 22659234
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関佐賀大学

研究代表者

朱 海雷  佐賀大学, 医学部, 研究員 (80546466)

研究期間 (年度) 2010
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
3,010千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード血管新生 / RNAi医薬 / ソノポレーション / ナノ医工学
研究概要

研究の目的:
全く新しい設計理論に基づいて作成した血管新生を誘導する『RNA/DNAキメラ型siRNA』を『ハイブリッド・ナノバブル』中に封入し、『ソノポレーション法』を用いて虚血下肢筋組織に対して低侵襲的なsiRNA導入を行い、虚血周辺部に微小血管の新生を誘導し、新たに形成された側副血行路にて下肢血流障害が改善されたか否かについて組織及び動物個体レベルにて観察し、本siRNAの血管新生効果および本siRNAの局所投与法としての『ソノポレーション法』の有効性を明らかにすることを研究目的とし、研究を実施した。
研究実施内容と成果:
本年度は血管新生を誘導するRNA/DNAキメラ型siRNAや様々なsiRNAをハイブリッド・ナノバプル中に内包させ、ソノポレーション法を用いて低侵襲的にラット下肢筋組織内に導入し、どの核酸配列のsiRNAが効果的かつ有効であるかを確認する目的で微小血管の新生について経時的にかつ定量的に観察を行った。また組織学的に新生血管が誘導されているのか、否かについて確認することを目的に、新たに高解像度の顕微鏡を購入した。いくつかの酸配列のsiRNAにおいてソノポレーション法にて微小血管が新生されていることが確認されたが、実際に機能している血管(血流血管)なのか、あるいはまた、単なる微小毛細血管なのか、今後、血流計および血管造影を用いて微小血管の機能を確認することが必須と考えられた。また研究代表者め海外転出に伴い、既に次年度の廃止手続きを済ませている。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Characterization of NaV1.6-mediated Na^+ currents in smooth muscle cells isolated from mouse vas deferens2010

    • 著者名/発表者名
      Zhu HL, Shibata A, Ina T, Nomura M, Shibata Y, Brock JA, Teramoto N
    • 雑誌名

      Journal of Cellular Physiology

      巻: 233(1) ページ: 234-243

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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