研究課題/領域番号 |
22659251
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
澤 芳樹 大阪大学, 医学系・研究科, 教授 (00243220)
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研究分担者 |
倉谷 徹 大阪大学, 医学系・研究科, 准教授 (90448035)
上野 高義 大阪大学, 医学系・研究科, 講師 (60437316)
坂口 太一 大阪大学, 医学系・研究科, 寄附講座准教授 (10467574)
白川 幸俊 大阪大学, 医学系・研究科, 助教 (20457013)
吉川 泰司 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (40570594)
山内 孝 大阪大学, 医学系・研究科, 助教 (20527999)
島村 和男 大阪大学, 医学系・研究科, 寄附講座助教 (10507205)
宮川 繁 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70544237)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,140千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | Drug delivery system / 劇症型心筋炎 / アディポネクチン / Cell therapy |
研究概要 |
我々は、脂肪組織由来間葉系幹細胞から脂肪細胞への分化を誘導することで、アディポネクチン産生細胞シートを開発した。本シートはアディポネクチンや肝細胞増殖因子(HGF)などの心筋保護因子の産生能を有し、T細胞性自己免疫を主病態とするラット自己免疫性心筋炎においてCD4陽性エフェクターT細胞/ CD68陽性マクロファージの減少による免疫抑制効果、Foxp3陽性制御性T細胞による免疫寛容を誘導し、心筋炎の進展を抑制した。以上の事からアディポネクチン産生シートが、予後不良な劇症型心筋炎において有効な治療法となる可能性が示唆され、そのような点で本研究の社会的意義・貢献は大きいと考えられる。
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