研究課題
挑戦的萌芽研究
下垂体腺腫における腫瘍幹細胞の存在を明らかとし、腫瘍発生および増大における関与と分化による腫瘍多様性の関係を明らかにするために、手術摘出標本から下垂体腫瘍幹細胞の培養を行った。 非機能性下垂体腺腫 2 例、 GH 産生性下垂体腺腫 1 例、 ACTH 産生性下垂体腺腫 1 例において安定した sphere 形成が確認され、分化条件の培養液に変更し培養を継続したところ、GH産生性および ACTH 産生性下垂体腺腫より形成された sphere から、それぞれ GH および ACTH 分泌細胞への分化が免疫染色で確認された。また非機能性下垂体腺腫から抽出された下垂体腺腫幹細胞を分化誘導すると、 GH および PRL 陽性の細胞が認められた。 さらに摘出組織の免疫染色にて、 腫瘍組織内に Nestin 陽性の細胞の存在が確認された。 これらの結果から、 下垂体腺腫組織内には、多方向に分化する能力を有した下垂体腫瘍幹細胞が存在することが示唆された
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