血管閉塞による新しい抗腫瘍療法の開発

• 研究課題/領域番号: 22659274
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 出家 正隆 広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 教授 (30363063)
• 研究分担者: 森山 英樹 広島大学, 大学院・保健学研究科, 講師 (10438111)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,410千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 510千円); 2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2010年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
• キーワード: 腫瘍 / 磁性 / 血管閉塞

研究概要

本研究の目的は,腫瘍への血流を阻害し,腫瘍細胞を壊死へと誘導する新しい腫瘍治療法を開発することである.本研究では,まず赤血球にマイクロビーズを結合させる手法を確立した.次に,赤血球-マイクロビーズ結合体をラットに投与し,頭蓋骨表面に磁石を設置することで,赤血球-マイクロビーズ結合体を中大脳動脈に集積させ,中大脳動脈を閉塞することに成功した.より侵襲を小さくし,手技を簡便にする目的で条件を変えて実験を行ったが,この条件下では血管の閉塞が起こらないことが明らかとなった.

研究成果

• [雑誌論文] Effects of aging and exercise trainingon the histological and mechanical properties of articular structures in knee joints of male rat (2012)
  • 著者名/発表者名: Moriyama H, Kanemura N, Brouns I, Pintelon I, Adriaensen D, Timmermans JP, Ozawa J, Kito N, Gomi T, Deie M
  • 雑誌名: Biogerontology 巻: 13(4) ページ: 369-81
  • 査読あり
• [雑誌論文] Synaptogenesis in the contralateral primary motor after focal brain infarction in rats (2010)
  • 著者名/発表者名: Otani T, Maejima H, Tobimatsu Y, Shimada N, Toriyama M, Deie M.
  • 雑誌名: J. Phys. Ther. Sci 巻: 22(1) ページ: 69-74
  • 査読あり
• [学会発表] The number of synapses in the primary motor cortex of contralesional hemisphere does not increase after cerebral infarction (2011)
  • 著者名/発表者名: Otani T, Maejima H, Moriyama H, Shimada N, Shidahara H, Toriyama M, Orita N, Tobimatsu Y, Deie M
  • 学会等名: 16th International WCPT Congress
  • 発表場所: Amsterdam. Holland
• [学会発表] 脳梗塞ラットの非梗塞側一次運動野におけるシナプス可塑性について (2010)
  • 著者名/発表者名: 大谷拓哉,前島洋,武本秀徳,鳥山実,島田昇,飛松好子,出家正隆
  • 学会等名: 第45回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 岐阜