研究課題/領域番号 |
22659278
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 独立行政法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
淺原 弘嗣 独立行政法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部, 客員研究部長 (70294460)
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研究分担者 |
味八木 茂 独立行政法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部, 共同研究員 (10392490)
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研究協力者 |
伊藤 義晃 独立行政法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部, 共同研究員 (50511044)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 関節病学 / Mohawk / 腱 / 靭帯 |
研究概要 |
腱・靭帯は、運動機能に必須の結合組織であり、その発生・再生メカニズムの解明は、これら組織が再生困難な組織であることから、整形外科分野において重要な課題の1つとなっている。我々は、腱・靭帯で特異的に発現する転写因子としてMkxを同定した。このMkxのノックアウトマウスを作製し、生体内における機能を解析した結果、Mkxノックアウトマウスでは、腱が低形成になり、腱の主要成分であるI型コラーゲンが低下していることが分かり、Mkxが腱形成に重要な遺伝子であることを明らかにした。また、Mkxの上流・下流遺伝子のスクリーニングを行い、その候補遺伝子を同定した。これらの研究成果は、腱の分化メカニズムの解明につながり、腱損傷やエーラスダンロス症候群などの治療・診断の開発に重要な知見を提示する。
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