研究課題/領域番号 |
22659286
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大庭 成喜 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80361492)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 腫瘍学 / microRNA / 癌 / 腎臓 / microarray / 血液 |
研究概要 |
当所属機関・部局に入院された腎癌患者様20名と正常対照者20名の血液中のmicroRNAの発現量を網羅的に測定し2群間の比較を行った結果、20種類のmicroRNAが2群間で有意な発現量の差が認められた。上記で得られた20種類のmicroRNA中でも9個のmicroRNAに関しては2群間での発現量の差が際立っていた。その9つのmicroRNAのそれぞれのcut off値を設定してスコアリングすることで感度、特異度ともに70から80%を超える診断基準の設定に成功した。さらに新たに正常対照者3名と腎癌患者3名の血液中のmicroRNAを分析した結果、特に有意差にえられた9個のmicroRNAのうちの一つのmicroRNA関しては腎癌患者で低下している傾向が確認出来た。
|