研究課題/領域番号 |
22659334
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
今井 元 昭和大学, 医学部, 講師 (90291343)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,280千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 口腔解剖学(含組織学・発生学) / 摂食中枢 / 摂食調節 / 視床下部 / 神経核 / ニューロン / 全胚培養 / 器官培養 / 脊索前板 / MSHβ / 長期器官培養法 / ラット全胚培養 / 視床下部培養 / 視床下部神経核 / 腺性下垂体ホルモン / 弓状核 / 外側野 / 室傍核 / 神経細胞 / 全胚培養法 |
研究概要 |
本研究では、まず、3日間のラット全胚培養法と9日間の頭蓋顔面原基の器官培養を組み合わせた培養系を確立した。本培養系における培養胚は、視床下部と下垂体の発生に必要な重要な分子(Lhx1、Foxa2、Isl-1、pitx2、Nkx2.1、NeuroD1、Tpit、Lhx3、Shh、Bmp2、Bmp4、Fgf8)の発現が再現された。さらに、器官培養後の頭蓋顔面原基では、腺下垂体ホルモン(α subunit、POMC、LHβ、TSHβ)発現が再現された。また、本系に前方中軸中内胚葉(前方中軸中内胚葉)の除去実験を適用することよって、前方中軸中内胚葉がLhx1、Foxa2、isl-1、Shh、Fgf8、Bmp4、Bmp2、Nkx2.1の産生に不可欠であることを示され、Shhの中和抗体による機能阻害では、視床下部のNkx2.1産生細胞が減少したことから、Shh分泌性の前方中軸中内胚葉が弓状核(摂食中枢)の発生にとって不可欠であるが示唆された。しかしながら、この系では、器官培養系における酸素不足によって、予定弓状核は、NPY-,αMSH-ニューロンに分化しなかった。そこで、弓状核におけるNPY-,αMSH-ニューロンの発生を再現する為に、さらに長い期間の全胚培養の確立を開始した。これまでの論文の培養条件では、144 時間までに19/25の培養胚で心拍動が消失したのに対し、我々が改良した培養条件では、8/12の培養胚で6日間、心拍動が維持されました。現在、培養胚から摘出した弓状核が、NPY-,αMSH-ニューロンに分化する器官培養系を確立している。
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