研究課題/領域番号 |
22659364
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
丹沢 秀樹 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (50236775)
|
研究分担者 |
小河原 克訓 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (20372360)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | microRNA / 口腔癌 / 放射線耐性 / ICAM遺伝子 / micro RNA |
研究概要 |
口腔扁平上皮癌においてIntercellular adhesion molecule 2(ICAM2)遺伝子は放射線耐性に強く関与していることを既に報告した。本研究ではICAM2の発現を制御しているmicroRNA (miRNA)としてmiR-125bを同定したため、その効果について検証した。結果、正常口腔粘膜上皮と比較して口腔扁平上皮癌ではmiR-125bの発現が減弱していた。また、miR-125bを強発現させた細胞株ではICAM2の発現抑制が確認されるとともに、in vitroおよびin vivoにおいてX線感受性の増強が認められた。以上により、miR-125bがICAM2の発現調整を行うことで、放射線治療感受性を増強できることが示唆された。
|