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リンパ浮腫管理・ケアの客観的アウトカム評価指標としての肢体積測定器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22659389
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関金沢大学

研究代表者

北川 敦子  金沢大学, 健康増進科学センター, 准教授 (80343185)

研究分担者 木村 恵美子  青森県立保健大学, 健康科学部, 准教授 (40325907)
奥津 文子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (10314270)
宮地 利明  金沢大学, 保健学系, 教授 (80324086)
真田 弘美  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50143920)
須釜 淳子  金沢大学, 保健学系, 教授 (00203307)
研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
1,880千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード看護技術 / リンパ浮腫 / 体積測定
研究概要

2008年よりリンパ浮腫に関する保険適用が一部認められ、複合的マッサージ、弾性着衣、多層包帯の使用が推奨されているが、それらケア方法の有効性に関するエビデンスは乏しい。その理由として、アウトカム評価に必要なリンパ浮腫自体を正確にかつ簡便に測定できる肢体積測定器が存在しないことが考えられる。リンパ浮腫患者自身が安心・納得いくリンパ浮腫管理法を選択するためには客観的アウトカム指標が必須である。本研究の目的は、簡易型肢体積測定器を開発することである。今年度は文献レビューを行い、かつ前年度調査結果から四肢測定器に必要な条件を抽出した。体積測定法のゴールドスタンダードとして水置換法があるが、水を使用するため炎症のある患者に使用できない。ペロメーターは手背や足底の浮腫が測定できず、かつコストが高い。インピーダンス法は細胞外液の測定はできるが、皮下組織の変化を測定することができない。以上から、6点の臨床における肢体積測定法に必要な要素を抽出した。(1)感染した四肢にも使用できる(2)特別な技術がなくても使用できる簡便性(3)誰が測定しても高い再現性を保証できる(4)手掌及び足部を含めた四肢全体を測定できる(5)全てのリンパ浮腫重症度患者に適応できる(6)ポータブル可能。そこで、我々は2つの方法に着眼した。1つは気体を使用する方法である。これは一定の容積の中に人体に無害である気体を一定量注入し、その気体の濃度変化によって人体の体積を求める方法である。もう1つは光を使用する方法である。これは一定方向から光を四肢にあて、投影された影を解析することで体積を測定する方法である。

報告書

(2件)
  • 2011 実績報告書
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Launch of ILF Lymphoedema Dataset in Japan2011

    • 著者名/発表者名
      須釜淳子
    • 学会等名
      第3回国際リンパ浮腫会議
    • 発表場所
      Toronto Marriott Downtown Centre(カナダ)(招待講演)
    • 年月日
      2011-06-17
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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