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自死遺族の夢の中での死者との再会とナラティヴ・イメージワーク

研究課題

研究課題/領域番号 22659430
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

吉野 淳一  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (80305242)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
890千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 90千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード自殺 / 遺族 / 夢 / ナラティヴ / イメージ
研究概要

本研究期間中に、自死で配偶者を亡くした人2名、子どもを亡くした人1名、親を亡くした人1名、計4名の研究協力が得られ、全員から夢の中での自死者との再会場面を描画することができた。研究協力者の報告をみると自死者との言語的な対話は成立しているとは言いがたく、自死者になぜと問うても、明確にその理由が述べられることはなかった。しかし遺族は、夢の中での自死者のようすから言葉を超えたメッセージをくみとったり、求めても得られないという限界を察したりしていた。そして、その中で印象的な場面を描画することができ、自死者からの肯定的な反応を想像できた例が多かった。これらから、大切な家族を自死で亡くし否定的な諸感情に苦悩する遺族の癒しにつながる体験が、夢を死者と再会可能な空間として遺族とともに描画し語りなおすことによって得られる可能性が示された。

報告書

(3件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 自死遺族の夢の中での死者との再会の描画作業2011

    • 著者名/発表者名
      吉野淳一
    • 学会等名
      第28回日本家族研究・家族療法学会臨床報告
    • 発表場所
      静岡市
    • 年月日
      2011-06-04
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 自死遺族の夢の中での死者との再会の描画作業2011

    • 著者名/発表者名
      吉野淳一
    • 学会等名
      第28回日本家族研究・家族療法学会
    • 発表場所
      静岡県静岡市
    • 年月日
      2011-06-04
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 自死・自殺のあと残された家族のたどるグリーフ・プロセスを理解するために2010

    • 著者名/発表者名
      吉野淳一、石井千賀子、久保恭子, 他
    • 学会等名
      第27回日本家族研究・家族療法学会
    • 発表場所
      福島県郡山市
    • 年月日
      2010-06-05
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] 遺された人へのケア2012

    • 著者名/発表者名
      吉野淳一
    • 出版者
      メヂカルフレンド
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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