研究課題
若手研究(A)
二酸化炭素炭素安定同位体比を観測することにより炭素収支のみならず生態系の生理学的情報や環境応答に関する情報を得ることができる。大気二酸化炭素安定同位体比の連続測定を行うために、レーザー分析計を検証し、可搬型炭素安定同位体比測定システムを開発し、野外観測を行った。林内鉛直プロファイル観測からは二酸化炭素濃度上昇と共に炭素安定同位体比が減少する日変動を捉えることができた。一方で、土壌チャンバーによって測定した炭素安定同位体比のデータから、キーリングプロットによる土壌炭素ソースの同位体比推定は、特に、二酸化炭素フラックスの小さくなる冬季には非常に難しいことが分かった。
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