研究課題
若手研究(A)
異種高分子同士が接触し、緩和および拡散を経て界面層を形成していく過程は、高分子複合材料の接着と密接に関連した重要な研究課題である。本研究では、時分割中性子反射率測定と高分子拡散モデルを組み合わせ、界面の変化をリアルタイムに追跡できる解析手法を確立した。紫外光照射により開裂する官能基を結合点に導入したブロック共重合体を調製し、非相溶系モデル高分子界面の熱処理による構造変化を小角 X 線散乱測定により追跡した。以上より、相溶および非相溶高分子/高分子界面における構造変化の過程を実験的に明らかにした。
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