研究課題
若手研究(A)
四脚動物やゾウリムシの行う周期的な行動と内部状態についての数理モデルを作成し、数値計算を行った。その結果、四脚動物の歩容遷移については減衰振動子を仮定することにより、再現可能であることがわかった。この減衰振動子は神経振動子でも再現可能であるが、物理的な相互作用のみでも創発可能である。この結果を基に東北大学石黒章夫研究室にて、物理的な相互作用のみで自発的にウォーク・トロットの歩容遷移を行うロボットの作成を行った。また、ゾウリムシの容器形状記憶実験については数理モデルを構築した。現在は、はこだて未来大学中垣俊之研究室において実験を行ってもらい、実際の生物との相関性を調べている
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