研究課題/領域番号 |
22687016
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
前川 真吾 京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教 (30467401)
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研究協力者 |
藤岡 俊治 京都大学, 大学院・情報学研究科, 修士学生
徳増 雄大 京都大学, 総合人間学部, 学部生
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)
2012年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2011年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2010年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 形成体 / セロトニン / オーガナイザー / 形態形成 / 胚発生 |
研究概要 |
セロトニンはヒトを含めた動物の情動や行動に関わると考えられている神経伝達物質である。本研究ではセロトニン合成酵素Tphd2が脊椎動物の発生を特徴付ける「形成体」に特異的に発現することを明らかとした。また、原腸胚期にセロトニンが発現すること、その発現は形成体に依存することが明らかとなった。Tphd2の機能を知るために、アンチセンスを用いて機能阻害すると、体軸の短縮が認められた。さらにTphd2の機能阻害は細胞の背側への移動を阻害することが明らかとなった。以上の結果は、セロトニンが初期発生過程のごく初期、形態形成に関わることを示している。
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