研究概要 |
本研究の成果は大きく分けて二つある.1つが,シンチロメータを用いた詳細な熱収支の観測によって,地表面状態が異なる地面上の気温形成過程を明らかにしたことである.2つは,水田と宅地の気温差を詳細に観測することによって,水田の気候緩和量を明らかにし,その定量評価を行ったことである.これらの研究成果は2011年に鹿児島で開催された国内学会「日本農業気象学会全国大会」と,2012年スペイン,バレンシアで開催された国際会議「International conference of agricultural engineering」で発表した.
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