研究課題
若手研究(A)
本研究は我々が2009年に発見した自然発症性家族性てんかんネコ(FSEC)をヒトおよび動物の新しい遺伝性てんかんモデルとして確立するために行った一連の研究である.本研究において,FSECの表現形は常染色体性劣性遺伝で発現しており,またFSECのみで系統維持できることが判明した.FSECの発作型はヒト内側側頭葉てんかんおよび過去の側頭葉てんかんモデル(キンドリングやカイニン酸モデル,ELマウス)と相同であり,脳波およびMRIの解析から扁桃体-海馬にてんかん原性領域が存在することが示された.我々は,FSECがヒトおよび動物のてんかん研究にとって貴重かつ重要な真のてんかんモデル動物となると確信する.
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Epilepsy Research
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